ohaka to ojizousan


既に10年ほど前の話ですが、不動産の持分変更を行うことを思い立ちましたが、いくつかの条件が揃いませんと簡単にはできないことがわかりました。
まず夫婦間の共有財産のようなものでも生前に持分変更しますと当然贈与の対象になりますので、どのような理由からどれだけを行うかは、相当よくかんがえませんと税務調査の対象になります。
また、そもそもの問題としてローンなどの抵当権が設定されているものの場合、勝手にいじりますと抵当権者との関係で問題が発生することもありますので、こちらも注意が必要です。
考えられる方法は相続時清算方式の生前贈与を利用して2500万見当までを変更する方法はあるかと思います。
ただし、毎年80万円相当の生前贈与を利用してこうした持分変更をするというのは、たとえば80万円相当の雑木林一括譲渡のようなケースなら話は別ですが、都会の宅地に登記申請でさらに余分なコストがかかる状態でいじっていくというのはまったくありえない話であると思います。
実際にどういうときに変更をしたくなるのかということですが、私の場合には、妻が相続を受けてローンを返済するためにいじってみたらどうかという話から検討してみましたが、結果からいうとそういう形ではやらないほうがいいようです。
全般的にこうした変更の話は相当クリティカルですので、まずローン返済が絡むものである場合には全額返済といった条件をクリアさせることが必要と思われます。
仮にその場合でも、事前に税務署には相談してから実施したほうがよさそうです。
先に登記を済ませてから後で事情を説明するのは非常にやり方として危険だと思います。
また夫婦間でいえば貸し借りということではないと認識されるケースもありますので、相談を先行させるべきです。
親子間の相続に絡むものについても税理士さんなどによく相談した上で行うほうが間違いがありません。
素人考えで先に変更作業をすすめることがないように気をつけるべきでしょう。
といったことで考えますと、実際にこういうケースに該当して動かしていけるのは非常に限られてくると思います。
個人的な体験からすると簡単に該当する事例はなかなか思い当たらないというのが正直なところです。
したがって、専門家に相当しっかり相談するところから検討されるのが間違いのないやり方になるのではないでしょうか。
税金のからむ問題はなかなか難しいものです。
慎重に対応しておくことが重要です。

賃貸不動産であれば、そういった税金関係に悩むことは少ないかと思います。
賃貸不動産の持ち主は大家さんだからです。
不動産賃貸の仕組みもよろしければご覧ください。